京都と東京の街を比べると

25.01.24
京都と東京の街を比べると

京都と東京の大きな違いは?
外国人旅行者からよく聞かれるこの質問。皆さんなら何と答えますか?
京都は昔の都であり、東京は現在の首都です。海外から日本を訪れている外国人はこの二つの都市がどのような違いを持つのかを知りたがります。
もちろん両都市の間にはたくさんの違いがあります。
例えば人々の性格であったり、食べ物だったり、ガイドをするゲストとはこの話題でたくさん会話を続けることができます。

最近、私が気付いた京都と東京、あるいは京都と他の大都市の間にある大きな違いの一つは、「広告」です。
街を歩いてみると、屋上看板や広告スタンド、バナーなど、さまざまな種類の広告が目に入ります。

京都はかつての都であり、京都市は歴史的な街並みや景観を守るために様々な努力をしてきました。
京都市は、今から約70年前の1956年に初めて景観に関する規制を設けました。
しかしその後、日本の経済や社会環境が変化する中で、京都独自の景観が失われてしまったため、2007年に新しい景観法を制定しました。
この法律では、建物の高さ(10メートルから31メートル)や建築デザインが制限され、屋外広告についてもより厳しい規制が設けられました。

京都市は、街全体をその特徴に応じて21のエリアに分け、それぞれのエリアごとに高さ・大きさ・色に関する広告規制を定めました。
例えば、落ち着いた色調を使用し、派手で光沢のある色は認められません。
一般的に、市中心部の商業・ビジネス地区では規制が最も緩やかで、高い建物や大きな看板が見られます。
しかし、市中心部から郊外や山間部に向かうにつれて、規制は厳しくなります。
この法律の目的は、屋外広告を街並みや建築と調和させることです。

京都市が発行している京都の広告についてのデジタルブックがあります。
京都の広告と他の都市の広告の違いが実際の写真で見られます。
Signs in Kyoto

観光地や歴史の話ではありませんが、特に東京や大阪から京都を訪れる観光客にとっては興味を引く話題かもしれません。
国内外を問わずもし旅行者の京都案内をするときは、ぜひこの話をしてみてください。
きっと興味を持ってもらえるはずです。